アマプラで鑑賞したのが、2週間ほど前の為、細部はあまり覚えていない。ブログのネタもないので、思い出しつつ書く。が、解釈など間違っているかもしれません。
夢追いフリーターの恋愛を描いたミュージカルで、予定調和な展開だろうなぁと思っていたけれど、結構楽しめた。楽しい映画であろう事は、パッケージなどで容易に想像できる。ミュージカルシーンの映像はとても明るくオシャレでいいなぁと思うけれど、自分的には少し煩かった。ひたすら明るくテンションの高い音楽が流れていた印象で、もう少し影と言おうか、陰と言おうか、静と言おうか、そういう部分も表現して欲しかったなぁという不満も少しあった。
季節ごとに章立てされているのだが、「冬」から始まって「秋」で一端終わり、エピローグという形で平行世界的な話が描かれるのは、新しい、気がした。ただ、ここの部分が少し混乱した。お互い別々の人と結婚していた、というのは後程粗筋を調べて分かった。
主役男女の年齢(おそらく20代後半から30代前半くらいか?)が絶妙で、これがもう少し年上だと、ただの痛い中年フリーターの話になるし、若くても説得力がない。故に、ちょうど良い年齢設定だと思った。自分もこれくらいの年齢の頃は、定職に就いていなかったので、共感できた。
面白かったのが、意外と男の方が現実的で女の方がモラトリアム全開な感じ。逆のパターンは現実でもフィクションでも、よく見掛けるが、このパターンは少し新しいかな、、と思った。
大して覚えてないのに、滔々と語る事は映画に失礼な気がしますので、この辺にしておきます。